厨房機器の買取・リサイクル【厨房買取王】の昔も今も大人気のかき氷。そんなかき氷の小話です(^^♪



昔も今も大人気のかき氷。そんなかき氷の小話です(^^♪

夏のかき氷

こんにちは。
今年はあっという間に梅雨明けしました。
観測史上最速だったようですね。
肌寒かった梅雨の頃とは打って変わって真夏の日差しが照り付けています。

さてさて、今日はかき氷のお話をしたいと思います(^^)/
最近、話題のかき氷店には長蛇の列!!
そしてもちろん、昔からあるオーソドックスなかき氷も変わらぬ人気です。
お家でも、かき氷を楽しみたい方が増えてきたようで、かき氷機も進化してきましたね。

そんな人気のかき氷ですが、かき氷っていつ頃からあったのでしょう?
実は、かき氷の歴史は意外に古く、平安時代から食べられていたと言われています。
枕草子、皆さんご存知清少納言が書いた平安時代の有名な著書です。
この中に、かき氷に関しての記述があります。
「あてなるもの。・・・削り氷の甘葛(あまづら)入れて、新しき椀に入れたる」という一節。
訳すと「上品なもの。・・・細かく削った氷に甘いつゆをかけて、新しい金の椀に盛り付けたもの」

平安時代、氷はとても貴重な物。
貴族しか口にできませんでした。
甘葛(あまづら)というのはぶどう科のツタ植物の樹液を煮詰めたシロップです。
色はハチミツのような黄金色をしています。
細かに削った透明の氷の上に黄金色のシロップ、美味しさはもちろん、見た目もとても美しかったと想像できますね。
かき氷はその後、江戸時代には徳川将軍への献上の品という形で引き継がれていったようです。

冷やす機械なんてない時代、江戸時代になっても氷はとても貴重な物でした。
上流階級しか食べられません。
明治時代に入ると、ようやく冷やす機械が広まり始めます。
明治2年、横浜の馬車道で初めてかき氷が販売され、これが日本最初のかき氷店の始まりと言われています。

■海外でも、かき氷は存在します
◇台湾のかき氷「雪花冰(シェーホァビン)」・・ふわふわな氷が特徴
◇韓国のかき氷「パッピンス」・・フルーツやアイスが盛りだくさん
◇フィリピンのかき氷「ハロハロ」・・美味しいトッピング、何でも混ぜこぜ
ミニストップでもお馴染みですね。
◇ハワイのかき氷「シェーブアイス」・・様々なフレーバーのシロップと一緒に楽しむ
各国様々なかき氷ですが、どれも色とりどりで美しい、美味しそうなかき氷です♥
万国共通で愛される、古くからある氷のデザート。
昔ながらのデザートが、今でも万人に愛され、進化を続けている。
とても素敵な事ですよね。

■かき氷の日ってご存知ですか。
かき氷の日は7月25日です。
そんな日があるんだ!って思いますよね(笑)
かき氷の別名「夏氷(なつごおり)」
これにちなんで「な(7)つ(2)ご(5)おり」なんですって。
そして1988年のこの日、山形市で日本最高気温の40.8℃が記録されました。
この2点から、7月25日は「かき氷の日」だそうです(^^)/


大人も子供も大好きなかき氷。
この夏のメニューに、是非、お店オリジナルのかき氷を加えてみてはいかがでしょうか。

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